悪質タックル被害の奥野がMVP「こんな1年ない」

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<アメリカンフットボール・全日本大学選手権:関学大37-20早大>◇決勝(甲子園ボウル)◇16日◇甲子園

関学大が2年ぶり29度目の大学日本一に輝いた。早大に対し第1クオーター(Q)を10-7とすると、第2Qを17-0とし突き放した。第3Qを7-7、第4Qは3-6とされたが最後まで主導権を渡さなかった。

大会最優秀選手(MVP)には、今年5月の悪質タックル問題で被害を受け、負傷した関学大QB奥野耕世(2年)が選ばれた。試合後のインタビューで「こんな1年はもうないというくらい色々な経験をした。いい勉強にもなった」と時折笑顔を交えながら激動の1年を振り返った。騒動は社会問題にまで発展し、注目もされた。復帰後はケガの影響を感じさせないプレーで、チームをけん引。年間最優秀選手に贈られるミルズ杯も獲得した。

社会人王者(富士通とIBMの勝者)と対戦する来年1月3日の「ライスボウル」に向け「学生日本一として恥ずかしくないプレーをしたい」と力強く話した。

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  • 関学大対早大 関学大QB奥野がMVPに選ばれトロフィーを持ち上げる(撮影・加藤哉)
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