競泳男子200メートル平泳ぎ世界記録保持者の渡辺一平(22)が26日、都内で早大卒業式に出席した。17年1月の世界記録など活躍を評価されて「学術院長特別賞」を贈られた。

女子の渡部香生子とともに4年間を終えて「入学直後は『ダブルワタナベ』と言われ『僕は代表にも入ってないのに』と感じていた。負けたくないと思って頑張ってきた」と振り返った。4月の日本選手権に向けて「いま世界記録が出なくていつ出せるか、というぐらい」と絶好調宣言。なお卒業式には障がい者アルペンスキー村岡桃佳、フェンシングと近代5種の「二刀流」才藤歩夢も出席した。