首位の羽生結弦(24=ANA)はフリー212.99点、合計322・59点で優勝した。これまで同大会には13年、15年、16年と過去3度出場し全て2位だった。
同5位の田中刑事(24=倉敷芸術科学大大学院)は同169・91点、合計250・02点で3位に入った。 同178・69点、合計262・77点のナム・グエン(21=カナダ)が2位だった。
羽生結弦
4Lo/4S/FCoSp/StSq/3Lz/4T/4T+1Eu+3F/3A+3T/3A+2A/ChSq/FCSSp/CCoSp
冒頭の4回転ループはバランス崩して着氷。続く4回転サルコーは華麗に着氷。4回転トーループも決めた。後半の4回転トーループからの連続ジャンプも大きなミスなく着氷した。3回転トーループからの連続ジャンプも着氷。シーケンスやスピンの演技を行う度に会場からは声援が飛んだ。演技後2度ガッツポーズを見せ、リンク内にはプーさん人形がたくさん投げ込まれた。
田中刑事
4S+2T/4S/3A+3T/ChSq/FCSp/3F/4T/CSSp/3A+1Eu+3S/3Lz/CCoSp/StSq
冒頭の予定していた4回転サルコー-ダブルアクセルはバランス崩しサルコーのみ。続く4回転サルコーも壁に近くなりシングルトーループを足してリカバー。後半の4回転トーループは2回転になった。3連続ジャンプの3つ目では3回転が2回転に。演技後は首を傾げ納得のいってない様子を見せた。
<フリー成績と合計点>
順位 | 選手 | 得点 | SP | フリー |
---|---|---|---|---|
1 | 羽生結弦 | 322.59 | 109.60 | 212.99 |
2 | ナム・グエン | 262.77 | 84.08 | 178.69 |
3 | 田中刑事 | 250.02 | 80.11 | 169.91 |
4 | カムデン・プルキネン | 244.78 | 89.05 | 155.73 |
5 | デニス・バシリエフス | 227.40 | 84.01 | 143.39 |
6 | マッテオ・リッツォ | 223.78 | 70.12 | 153.66 |
7 | ニコラ・ナドー | 222.33 | 75.22 | 147.11 |
8 | アンドレイ・ラズキン | 212.07 | 78.99 | 133.08 |
9 | ジュリアン・ジー・ジエ・イー | 211.63 | 75.64 | 135.99 |
10 | ローマン・サドフスキー | 204.35 | 65.29 | 139.06 |
11 | パウル・フェンツ | 202.24 | 66.32 | 135.92 |
12 | ブレンダン・ケリー | 193.77 | 56.75 | 137.02 |
<出場選手の滑走順とSP点>
<第1グループ>
ブレンダン・ケリー(24=オーストラリア)56.75
パウル・フェンツ(27=ドイツ)66.32
ローマン・サドフスキー(20=カナダ)65.29
マッテオ・リッツォ(21=イタリア)70.12
ニコラ・ナドー(22=カナダ)75.22
ジュリアン・ジー・ジエ・イー(22=マレーシア)75.64
<第2グループ>
デニス・バシリエフス(20=ラトビア)84.01
アンドレイ・ラズキン(21=ロシア)78.99
田中刑事(24=倉敷芸術科学大大学院)80.11
カムデン・プルキネン(19=米国)89.05
羽生結弦(24=ANA)109.60
ナム・グエン(21=カナダ)84.08