16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)競泳女子代表の酒井夏海(18=スウィン美園)が来春から東洋大に進学することが20日、分かった。

埼玉・武南高3年の酒井は、16年リオデジャネイロ五輪に日本選手団最年少の15歳で出場。18年ジャカルタ・アジア大会100メートル背泳ぎで優勝。リレー種目を含めて金メダル3個を獲得。19年世界選手権韓国大会でも100メートル背泳ぎで6位入賞を果たした。175センチの長身を生かした泳ぎで、女子背泳ぎの中心的な存在だ。

東洋大は平井伯昌コーチの指導の下、萩野公介、大橋悠依らを輩出。現役では白井璃緒、今井月ら有力選手も多数在籍。酒井が2大会連続五輪に向けて、同世代のライバルたちと切磋琢磨(せっさたくま)する。