バドミントン女子ダブルス世界ランキング3位の永原和可那(23)、松本麻佑(24=北都銀行)組が9日、11日から行われるワールドツアーファイナル(中国・広州)に向けて羽田空港を出発した。

今大会は各種目の上位8組のみが集まって行われる大会。ナガマツペアは、8月の世界選手権(スイス)で優勝し、一足先に出場を決めていたこともあって、穏やかな表情で取材に応じた。昨年は予選リーグ3連勝で1位通過しながらも準決勝で韓国ペアに0-2で敗れた。永原は「昨年はリーグ戦の内容が良かったので今年も全勝を目指したい」と意気込んだ。

ワールドツアーでの連戦のあと、今月上旬の全日本総合では、決勝でフクヒロペアに逆転勝ちし初優勝。ハードな日程が続く中、7日には所属の北都銀行のある秋田でのリーグ戦に出場した。タカマツペアに敗れはしたが、松本は「年に1回の貴重な試合。お客さんもたくさん見に来てくれた中、自分たちのプレーができた。思い出に残る大会だった」と疲れも見せず、地元での試合も全力でプレーした。

ツアーファイナルはワールドツアーの中でも格付けの高い大会。現在東京五輪出場をかけた選考争いではフクヒロペアに次いで2位のナガマツペア。優勝すれば。今大会に出場していないタカマツペアとの差をさらに広げることができ、東京五輪出場が近づく。松本は「疲労はあるけどコンディションを整えて臨みたい」と気合を入れた。昨年は無名だった中、世界選手権を制し、トップアスリートへ仲間入り。無我夢中で駆け抜けた。今年は世界ランキング1位にもなり、プレッシャーのかかる中で選考レースを戦い抜いてきた。選考レースは来年4月まで続くが、「特別な大会」(松本)と位置付ける今大会を優勝という最高の形で終え、19年を締めくくる。【松熊洋介】