リーチ、世界スポーツ賞年間最優秀成長部門の候補に

【ベルリン(ドイツ)16日=阿部健吾】ラグビー日本代表のリーチ・マイケル(31=東芝)が、「トモさん超え」に意欲をみせた。

19年W杯で史上初の8強入りしたW杯の日本代表が、世界で社会貢献活動などを展開するローレウス財団の「世界スポーツ賞」(ドイツ・ベルリン)の年間最優秀成長部門にノミネートされていることを受け、日本から電話で取材に対応。今後の目標として、「もう1度でも2度でも日本代表に選ばれるように自分自身を高めていきたい」と見定め、「あと2回の出場でトンプソン選手と並ぶことができるので、そのメンタリティーを持って臨みたい」と述べた。

名前を挙げた「トモさん」ことトンプソン・ルークは、昨秋にW杯4大会連続出場を果たし、38歳での出場で日本代表の最年長記録も作った。リーチが27年のW杯に出場すれば、その記録に並ぶどころか塗り替えることになる。

ローレウス財団はスポーツの力を重要視し、世界中で慈善活動を続けている。リーチも3月から母校の札幌山の手高にモンゴル人の高校生がラグビー留学をする支援をするなど精力的だ。「ラグビーは人を助けるメンタリティを作れることが素晴らしい」と魅力を説くが、自身がその精神を体現している。

「世界スポーツ賞」の授賞式は17日(日本時間18日)に開かれる。

 

◆ローレウス財団 00年に発足され、「スポーツの力で1つになる」との命題を基に、世界40カ国で社会貢献活動などを展開する。さまざまな競技での伝説的選手がメンバーに名前を連ね、「世界スポーツ賞」の授賞式は「スポーツ界のアカデミー賞」とも称される。日本では内村航平、香川真司、杉山愛さんが大使を務める。18年には大坂なおみが年間最優秀成長選手賞に輝き、日本人初の受賞となった。