東京オリンピック(五輪)代表に内定しているプロサーファーの五十嵐カノア(22=木下グループ)が22日、遠征先のインドネシア・バリ島から帰国し、都内で取材に応じた。

東京大会での金メダル獲得を目指し「大会が近づきプレッシャーを感じることもあるが、うまく使って良い準備をしたい」と飛躍を誓った。

五十嵐は、オーストラリアで開幕するサーフィン世界最高峰のCT(チャンピオンシップツアー)を来月に控え、インドネシアで調整を重ねてきた。25日まで国内で滞在する。開幕戦に向け、その後はハワイ州など波のコンディションが良い海岸でさらに準備する。

今年は東京大会での金メダルだけではなく、ワールド・チャンピオンシップ・ツアー(WCT)王者も見据える。2020年の抱負について「思い切りサーフィンができる年にしたい」と抱負を述べた。東京大会で正式種目となったサーフィンをメジャースポーツとするため、自身の活躍が鍵を握る。