ジェイテクトがフルセットにもつれるゲームを制し、悲願の初優勝を飾った。感染拡大する新型コロナウイルスの影響で、無観客試合で行われた今季最終戦。

若きアタッカー西田有志(20)らを中心に攻撃をけん引し、レギュラーラウンドで2度敗れた相手をはねのけた。

ジェイテクトは1セット目を奪われたが、その後は攻勢を仕掛け2セット連取。試合を終始優勢に進めた。西田は持ち前のサーブや強烈なスパイクで、相手の脅威となり続けた。

3連覇を目指したパナソニックは、ベテラン清水邦広(33)ら日本代表5人がメンバーに名を連ねたが、あと1歩及ばなかった。