ラグビー、トップリーグ(TL)のキヤノンは10日、19年ワールドカップ(W杯)日本大会で日本代表の8強進出に貢献したSO田村優(31)が新シーズンの主将を務めると発表した。

公式HPを通じて、田村は「大変光栄に思います。新しい監督、新しいキャプテンになり、何か変えてくれると期待していると思いますが、2人だけで変えることはできません。チーム全体でスタンダードをあげて、みんなで筋の通ったチームを作っていきたいと思います。新たなスタート地点に立って、ゼロからのスタートになります。皆さんの応援が力になります。いいチームをつくりましょう」と意気込みを示した。

キヤノンは新型コロナウイルスの影響で打ち切りとなった昨季は3勝3敗の暫定9位。来年1月開幕予定の新シーズンに向けて、サントリーでTL2連覇を達成した沢木敬介氏が新監督に就任し、東京五輪7人制代表候補のWTB松井千士ら新戦力が加わった。副将は元日本代表フッカーの庭井祐輔(28)が務める。