世界35位の錦織圭(30=日清食品)が、2戦連続の5セット試合で力尽きた。1回戦の対D・エバンズ(英国)に続き5セット試合になったが、同74位のステファノ・トラバリア(イタリア)に4-6、6-2、6-7、6-4、2-6で敗れ、4大大会の5セット試合の連勝は9で止まった。

錦織は、セットを分け合った第3セット。タイブレークで6-4とリード。2本連続を含む3本のセットポイントがあったが、奪えずに逆転で落とした。第4セットで盛り返したが、まだ復帰4大会目。2戦連続でのマラソン試合はきつく、最終セットは足が動かなかった。

錦織の次戦は、10月12日に開幕するサンクトペテルブルクオープンにエントリーしている。これで、シングルスから日本男子は全員姿を消した。

 

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