柔道の講道館杯全日本体重別選手権第1日は31日、千葉ポートアリーナで男女7階級が行われ、男子73キロ級は66キロ級時代に五輪2大会連続銅メダルの海老沼匡(30=パーク24)が決勝で原田健士(日体大)に延長の末に敗れ、3年連続2位に終わった。

海老沼は指導を誘発し、試合を優位に進めたが、延長に入ると内股で技ありを奪われ、勝負あり。「つくづく自分が甘い。最後まで攻めての負けはいいが、攻められて負けは反省材料」と悔やんだ。

男子81キロ級は昨年2位の小原拳哉(パーク24)が2年ぶり2度目の優勝、女子78キロ超級は冨田若春が2連覇を達成した。今大会は新型コロナウイルス感染対策を講じ、無観客で実施された。