18年ピョンチャン・オリンピック(平昌五輪)代表の田中刑事(26=倉敷FSC)が、観客に感謝した。

冒頭に果敢に挑んだ4回転サルコーは乱れ、後半の連続ジャンプは3回転フリップが2回転になったが、表情に暗さはない。76・57点の4位の順位よりも、ファンの前での演技に充実感があった。

「久しぶりにお客さんが入った中で滑ったんですけど、今回は違った緊張感、滑ることできて、すこしづつスケートの楽しさが分かるような時間でした。この空間はありがたいなと思いました」と振り返った。

-演技を終えて

このショートはお客さんと一緒に楽しんで、僕自身もさらに楽しめるともっと良いプログラムになる。ジャンプもそろえてお客さんと一緒に完成させたい

-ジャンプの出来について

久しぶりに4回転を入れた試合でした。ちょっと合わずに、一歩伸びれば降りれたなと。後半のコンビネーションはいつもより助走が長かったな。ちゅうちょした感覚があった。そこも調整したい。

-フリーへ

もっと今日できなかったことをチャレンジしたい。このご時世で滑れることの感謝を持ちながら滑りたい。