世界ジュニア選手権(9日開幕、フィンランド)の代表に選ばれた。昨季は複合で出場。今季から転向したジャンプでの代表入りは初となる。所属先の先輩である小林陵侑(24)は16年に個人銅メダル。「記録を超えられるように表彰台、優勝を目指していきたい」と勢い良く言った。
昨春土屋ホーム入りし、ジャンプに転向した。これまで複合で必要だった上半身の筋力をそぎ落とし、ジャンプ選手らしい体づくりに着手した。昨年4月と比べて6キロ減量。「ジャンパーの体に変えれば飛べると思ったけど、なかなかうまくいかない」と試行錯誤している。体が変化する中での飛躍の調整は思っていたより困難だった。
飛ぶ時にいろいろ考え過ぎるのをやめた。所属先の監督も務める葛西紀明(48)から「1つだけ決めてそこに集中しろ」とアドバイスを受けた。助走での重心の位置を細かく意識していたが、シンプルに集中すると向上。昨年11月2日のチャレンジ杯(札幌・大倉山)では、小林陵のほか佐藤幸椰、伊東大貴ら一線級の選手も出場する中、社会人で初の6位入賞を果たし、めきめき成長している。
世界ジュニア選手権には、小林陵の弟で同期の小林龍尚(19)とともに臨む。「負けたくない」と闘志を燃やしている。【保坂果那】
◆竹花大松(たけはな・だいまつ)2001年(平13)9月13日、札幌市出身。札幌二十四軒小4年からジャンプ、札幌陵北中1年から複合を始める。東海大札幌高1年だった18年全国高校総体ジャンプ優勝。20年世界ジュニア選手権複合混合団体で銅メダル獲得。170センチ、62キロ。家族は両親と姉。


