東地区4位の仙台89ERSは91-65で同8位の青森ワッツにホームで快勝し、通算26勝17敗と白星を積み上げた。下あご骨折でリハビリ中だったPG月野雅人主将(33)が約2カ月ぶりにコートに復帰。SFルブライアン・ナッシュ(28)が22得点11リバウンド4アシストのダブルダブル、SF寒竹隼人(34)も3点シュート2本を含む計11得点を挙げて、頼れる主将の実戦復帰を祝った。
千両役者が帰ってきた。1月4日のFイーグルス名古屋戦で下あごを骨折した月野主将がフェースガードをつけ、15戦ぶりに司令塔の役割を果たした。第1Q(クオーター)残り31秒でコートイン。第2Q立ち上がりに復帰後初のシュートを決め、第4Q終盤はマッチアップした青森SG下山大地(31)からボールを奪うスチールを見せ、会場を沸かせた。出場時間12分59秒で4得点2アシスト2スチール。月野主将は「ディフェンスは自分の持ち味だと思う。チームのファウル数も頭に入れながら相手のリズムを崩そうと思った」と振り返った。主将の復帰にチームも活気づいた。第2Qは寒竹の2本を含む3点弾5本などで大量21点のリード。第3Qに11点差まで詰め寄られたが、第4Qは26点差にリードを広げて逃げ切った。前節まで好不調の波が激しかったナッシュも安定。プレーオフ(PO)を視野に入れる桶谷大HC(ヘッドコーチ、43)は「どんな試合でもPOに向けて重要になってくる。ディフェンスの核になる月野が戻ってきた。まだベストパフォーマンスではないが、コートに出ればリーダーシップも発揮してチームメートを動かしてくれる」と期待した。【佐々木雄高】


