10月に開幕するラグビー女子ワールドカップ(W杯)ニュージーランド大会で使うホイッスルを自転車で届ける-。そのチャリティーレースの出発式が14日、東京・味の素スタジアムで開かれた。

南アフリカ出身のロン・ラトランド氏とアダム・ナン氏が金色に輝くホイッスルを受け取り、210日間で走行距離は16500キロにわたる長い旅路をスタート。チャリティー募金を募りながら、14か国を巡る。

19年日本大会でも行われた企画。今回は日本を出発し、東南アジアなどを巡り、開幕戦会場となるオークランド(NZ)を目指す。一週間で500キロを走行する予定で、日本では東京から長崎を縦断する。

19年大会に続く挑戦となるロン氏は「ホイッスルを渡した時は鳥肌が立ち、今でも素晴らしい思い出。お互い励ましあいながらやりたい」。初挑戦のアダム氏は「(今大会が)女子スポーツのハイライトになればと願って、自転車をこいでいきたい」と意気込みをみせた。

出発式には女子日本代表候補の谷口令子と平山愛も参加し、ホイッスルを渡す役目を担った。谷口は「いよいよ間近に迫ってきたと感じました」。平山は「このホイッスルが吹かれると考えただけでも緊張しちゃう」と興奮が抑えらない様子だった。【平山連】