バスケットボールB3リーグの今季プレーオフ(PO)で準優勝し、来季B2で戦うベルテックス静岡のPG岡田雄三(27)がこのほど、本紙の取材に応じた。チームはレギュラーシーズン(RS)41勝11敗の3位。早々にPO出場を決め、準々決勝(対東京U、2連勝)、準決勝(対さいたま、2勝1敗)と勝ち上がって決勝(対岩手、1勝2敗)に進出。念願の昇格をつかんだ。岡田はファクンド・ミュラー監督(49)の求めた全員で攻撃や得点するバスケについて「体現できた」と胸を張り、目標の1つの昇格達成を喜んだ。

チーム加入2季目で、近大4年時以来のチーム主将を務めた。「主将の仕事は半分ぐらいしかできなかった」と話し、常に手助けしてくれたPG大石慎之介(35)やPF加納誠也(34)に感謝した。RS終盤の3月には上位と対戦。4連敗するなどし、監督と選手らの意見がぶつかることもあったという。しかし「あれがあったことで監督以下、個人もチームも成長を見つめ直せた」。その結果、全員で気を引き締め直し、PO決勝まで我慢強く戦えたことにつながったと強調。主将として「コミュニケーションの取り方など、いい勉強になった」と続けた。

主にコート上のプレーでチームを引っ張った。岡田はRS全52試合中、48戦に出場。190アシスト、41スチール、361得点した。POでは全8戦に出場。38アシスト、86得点と貢献した。昇格の喜びもつかの間、レベルの上がるB2で戦う来季について「誰が出ても変わらない強さのチームが求められる」ときっぱり。チームの築いてきたものをつなげながら「最低でもPOに進出できたら」と早くも闘志を燃やした。【倉橋徹也】