スケートボード・ストリート男子で21年東京オリンピック(五輪)金メダリスト堀米雄斗(24=MIXI)が、パリ五輪を1年前にして決意を新たにした。

12日に行われるストリートリーグ東京大会(有明アリーナ)に出場するために拠点とする米国・ロサンゼルスから帰国。9日、都内で取材に応じた。

先月23日に行われた世界最高峰の国際競技大会「Xゲーム」米国大会で優勝。好調を維持しているものの、五輪予選はまた別物だ。6月末にイタリアで行われたパリ五輪予選では、17位で準々決勝敗退と、結果を残すことができなかった。それでも「自分と向き合いながら取り組んでいます。パリオリンピックに向けてはあんまり結果は残ってないんですけど、あと何回かオリンピックに向けての大会もあるので、諦めないで頑張っていきたいです」と焦りは見せない。残り3戦となったスイス、日本、UAEで行われる五輪の予選大会に向け、準備を進めている。

同種目は東京五輪で初めて正式種目として採用され、堀米は金を獲得。五輪へは特別な感情を抱いている。「スケートボードは個人競技ではあるんですけど、(五輪は)日本代表として出ている分、日本を背負って頑張るという気持ちがある」と思い入れを口にした。

さらに、スケートボード人気の「火付け役」としての自覚も言葉ににじんだ。「まだまだそんなに(スケートボードが)知られていない中で、日本でもっと大きく知られるチャンスでもあると思う。まだ理解がない部分とかも多かったりするので、良さを広めていきたいです」。東京五輪後、高まりを見せているスケボー人気だが、満足はない。パリ五輪での堀米の活躍が、スケボー界の未来になる。【村山玄】