杭州アジア大会で、試合に負けた後、北朝鮮の監督や選手が公式会見に姿を見せないことを、韓国紙が批判した。ソウル新聞は4日「北朝鮮は不参加のプロ? 女子バスケ中国に56点差大敗後、記者会見不参加、卓球女子ダブルス決勝の南北対決完敗後も不参加」のタイトルで、北朝鮮が敗戦後に公式会見を複数回も拒否したことを批判した。
北朝鮮は3日、女子バスケットボール準決勝の中国戦で44ー100で大敗。試合後、負けたチームの選手と監督が先に会見するのが通例だが、北朝鮮のチョン・ソンシム監督は規定時間が過ぎても姿を見せず結局、大会組織委員会担当者から「北朝鮮の会見はありません」との発表があった。その後、ミックスゾーンを通過する選手団は報道陣の声かけにも無反応だった。
2日には卓球女子ダブルス決勝で、北朝鮮のチャ・スヨン、パク・スギョン組は33年ぶりに実現した韓国との南北戦で1-4と完敗。このときも公式会見に参加しなかった。
北朝鮮は新型コロナウイルスの影響で2021年の東京オリンピック(五輪)の参加を見送った。国際大会から遠ざかり、今回は2018年のジャカルタ・アジア大会以来の国際大会となる。そのため、北朝鮮の選手団と接する機会が少ない韓国側の関心は高い。現地派遣の韓国メディアは、韓国代表戦より北朝鮮代表の試合を優先して取材することも多いが、公式会見の拒否が続き、反発の声が高まっている。


