2大会連続の五輪出場を目指す男子日本代表(世界ランキング4位)が、上位2カ国に与えられる五輪切符獲得圏内の同プール2位に浮上した。セルビア(同9位)に3-0のストレート勝ちで3連勝。4勝1敗の勝ち点12で並んだスロベニアをセット率で上回った。
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点火したのはエースの石川祐希(27=ミラノ)だった。第1セット(S)、13-11からスパイク、ブロック、フェイントと3連続得点。競り合いから一気に抜け出して、チームに勢いをつけた。終盤まで先行された第3Sは21-21から自分で拾ってスパイクも決める勝負強さを発揮。第1、2戦で奪われた「魔のセット」を、自らのプレーで払拭し、2位に浮上するストレート勝利に導いた。
負ければ五輪出場切符争いから脱落する1敗対決だった。相手は先発3人が身長2メートル超と高さとパワーが武器。ブロックポイントも4試合で全体1位だったが、この日は日本が6-4と上回った。自らも2本のブロックを決めた石川は「1人1人が余裕を持って慌てずにプレーできている。それが変わったところ」と手応えを感じていた。
7日に22年世界選手権4位のスロベニア(同7位)、8日にネーションズリーグ2年連続準優勝の米国(同2位)と、正念場のラスト2連戦を最高の状態で迎える。チーム2位タイの14得点を挙げた石川も絶好調。「(自分も)まだまだ上がります。セット、点数を気にせずに次も勝ちます」。ひときわ声が大きくなった。


