“Vリーグのエース”として磨きをかけていく。8日まで行われたパリ五輪予選W杯バレーで出場権獲得に貢献した日本代表の西田有志(23)が、来夏頂に立つために、さらなる進化を誓った。9日、14日に開幕するVリーグ1部男子の記者会見に出席。今季から移籍したパナソニックのユニホームに袖を通し、「優勝が遠のいているので、自分が近づけられるように貢献したい」と引き締めた。
成長へのモチベーションは高まるばかりだ。Vリーグの会見後には東京・新宿のAlpen TOKYOで行われた、契約を結ぶ日本シグマックス主催のイベントに登場。「代表が終わって(メンバーとは)別々になるけど、みんなが一瞬の喜びのためにいろんなものを犠牲にして頑張ると思う。毎日上達して、僕は本気でそこを狙いに行く」と、パリでの金メダル獲りを宣言した。
代表活動の序盤は昨年末から続く不調に悩まされ、「正直どん底だった」と振り返る。そこから、W杯バレーではチーム最多14本のサービスエースを決め、主将石川に次ぐチーム2位の94得点をマーク。完全復活し、第2戦エジプト戦で喫した黒星から巻き返す原動力となった。逆境をはね返した9日間は「これより悪くなることないだろうと思うことを今年経験し、それを打開できたことがすごく自信になった」と、もっと高く跳ぶための礎。エースの目は、頂点だけを見据えている。【勝部晃多】


