9年連続となる全日本選手権(12月、長野)出場権獲得を目指す本田真凜(22=JAL)が51・84点で4位発進した。首位は62・67点の青木祐奈(日大)となった。

本田は冒頭の3回転ループ-2回転トーループ、ダブルアクセル(2回転半)は着氷させたが、演技後半の3回転トーループは氷に手をついた。演技後は右手を頭に当て「ジャンプの成功率が上がっていて、最後のジャンプも、わざわざ自分から手をつきにいったぐらい(の感覚になるミス)。それがすごく悔しいですし、もったいないと感じました。それでも最近の試合の中では伸び伸びと、1つ1つ、落ち着いて演技ができました」と冷静に振り返った。

9月の東京選手権SPは41・80点と低迷。後半のダブルアクセルが1回転半で0点となるなど苦しんだ。この日は練習での自信も背中を押し「ジャンプの前に注意点とか、自分が気を付けているところを口ずさみながら、自分と話しながら緊張感を紛らわせながらやれました」とほほえんだ。

今大会は全日本選手権の予選会となっており、上位5人が切符を得る。4日のフリーへ力強く言い切った。

「(東日本選手権は)1年の中でも一番緊張する大会。1カ月前から夢に出てきたり、練習で調子が良くなかったら試合が近づくのが怖くなります。フリーの方がショートより、自信を持っている。例年に比べても5人は少ないけれど、自分の力を発揮できれば絶対にいけると思っています」

後悔なく、4分間の演技に思いを込める。【松本航】