Wリーグ新潟は23、24日、姫路とアウェーの兵庫・上郡町スポーツセンターで対戦する。右ひざの負傷で開幕から欠場していたPG坂田侑紀奈(27)が、満を持して復帰する。6連敗中の新潟は1勝13敗で最下位の14位。姫路も1勝13敗で1つ上の13位(同勝率の順位はリーグ規定)と、最下位脱出がかかる対戦だ。頼れる司令塔がチームをけん引する。
「やっとコートに立ってみんなとプレーできる」。坂田は試合に出られる喜びを素直に表現した。姫路に連勝すれば文句なしに最下位から浮上。お互いに負けられない試合での戦線復帰だ。「ちょっと構えるところはある」と、力が入り気味な自分に「相手の個々の特徴はチームで共有している。きちんと抑えられるように」と言い聞かせた。
以前から感じていた右ひざの痛みが、7月のサマーキャンプ時にひどくなった。以後、別メニューで治療に専念し、ENEOS戦(2、3日)後からようやく全体練習に合流した。持ち味のスピードに乗ったドリブルから早い判断で繰り出すパスは、今は自然と出せる。
伊藤篤司監督(51)も「対人はできている。年内はあと4試合、思い切ってやってくれればいい」と言う。離脱中もチームに帯同し、ベンチから戦況を分析していた。「少しうまくいかなくなるとコミュニケーションが減る。勢いがある選手は多いのでうまく引っ張っていく」。自分が入ってやるべきことは明確だ。「いい流れつくるために、やってきたことを試合に出す」と仕事をやり切る意欲を言葉にした。【斎藤慎一郎】


