ショートプログラム(SP)15位発進の樋口新葉(22=ノエビア)は、フリー122・70点の合計180・67点を記録した。2年ぶりの全日本を総合12位で終えた。
自身のスケート人生を表現する「Fix You/Paradise」を演技。冒頭のトリプルアクセル(3回転半)を転倒し、最後のフリップも1回転になるなどミスもあったが「自分らしい演技ができたかな」と振り返った。
昨季は4月に負った右腓骨(ひこつ)疲労骨折の治療に専念しながら「精神的なリフレッシュ」のために休養にあてた。今春本格的に練習を再開し、2年ぶりに全日本の舞台まで帰ってきた。
「1年前は全日本にいるっていうことが全く想像できていなかった。ここで滑れることがとりあえずほっとしたし、滑りきれて、けがなく終えられたということがよかった」
今季はグランプリ(GP)シリーズにも参戦。試合が決まることで競技への気持ちが強くなり、復帰1季目にして3回転半も組み込めるようになった。
全日本の演技を終え、あらためて「復帰の年にしてはいいシーズンで全日本まで来ることができた」と振り返り「こういう舞台で結果を残していけるように」とさらなる飛躍を誓った。


