ショートプログラム(SP)6位発進の上薗恋奈(13=LYS)がフリー134・47点の合計200・69点で、ジュニアからの飛び級で初出場ながら4位に食い込んだ。伊藤みどり以来43大会ぶりとなる中学1年以下の表彰台こそ届かなかったが、銅メダルの3位まで1・49点差と肉薄し、大会を大いに盛り上げた。
最終グループの1番滑走で登場し、冒頭のルッツ-トーループの連続3回転ジャンプを降りると、3回転ループ、3回転フリップ-2回転トーループの連続ジャンプを着氷させた。後半でもスピードに乗り、安定感のある演技を披露。最終7本目でもダブルアクセル(2回転半)-2回転半-2回転トーループの連続3回転も降りた。
伸びやかな滑りでプログラムを表現。晴れやかな表情でフィニッシュすると、大歓声が送られた。
「まずは自分のやりたい形で自己ベストを出せたことは良かったかなと思いますし、うれしいです。いつもだとジャンプばかりに集中しちゃうんですけど、今日は振り付けだったり、プログラムだったりに集中できて、あとジャンプも付いてきたっていうのは良かったかなと思います。やっぱり上手な選手たちの中で滑れたっていうのはすごく感謝ですし、これからにも生かしていきたいなって思います」
初の全日本で堂々の200点台。「うーん、そんなに点数にはこだわっていなかったので、すごくビックリなんですけど、まずは今できることを、今できることを全部出せたと思ってるので、そこは良かったかなって思っています」と将来への期待を膨らませた。
ジュニア1年目の新星。宇野昌磨らを育成した樋口美穂子コーチに指導を仰ぎ、今月上旬にジュニアGPファイナルでは、初出場ながら銅メダルを獲得した。今大会もSPではジュニア勢トップにつけていた。


