高校総体、国体との高校3冠を目指す下北沢成徳(東京)が、順調に初戦となった2回戦を突破した。

4日の1回戦で愛知の誠信を破った郡山女大付(福島)と対戦。スタメン平均身長177センチ(リベロ除く)の高さを生かしたブロックディフェンスと、攻撃陣の鋭いスパイクで流れを呼び込み、2-0のストレート勝ちを収めた。

第1セット(S)にいきなり5連続得点で先制すると、13-11と追い上げを許した場面で再び7連続得点で突き放し、このセットを25-17で奪取。第2Sも中盤に4連続失点しながらも立て直し、25-21で取り切った。ゲームを通して1度もリードを許さなかった。

リベロ内沢明未主将を除くスタメン全員が2年生だが、抜群のチームワークを誇る。主軸を担うイェーモンミャは「中学時代から同じメンバーなので言葉にしなくても通じ合う部分がある」と明かす。

日本代表の石川真佑らを輩出し、3度の優勝を誇る名門校。好発進となったがイェーモンは「自分のスパイクももっと磨けるし、チームも落ちているボールが全然多い」と気を引き締めた。3冠への意識も、チーム内ではそれほど強くはないという。「そこよりもまずは目の前のことに(集中)。『1戦1戦いこう』と話し合っている」。その先にある栄冠へ、目先の勝利と試合内容にこだわり抜く。