レギュラーシーズン(RS)を1位で通過したNECレッドロケッツ川崎が、準決勝で涙をのんだ。

ホームで同4位の大阪マーヴェラスと対戦し、0-3(19-25、23-25、15-25)。2戦先勝方式のトーナメントでまさかの2戦連続ストレート負けを喫し、25日から横浜BUNTAIで行われる決勝の切符を逃した。

昨季の決勝、昨年の皇后杯と、ここ一番で苦杯をなめてきた相手に、またも跳ね返された。日本代表アタッカーの佐藤淑乃(24)は、3本のブロックを決めたものの、アタック決定率は21・2%にとどまるなど本来の力を発揮することができず。試合後は、ベンチでうずくまり、あふれる涙をタオルで拭った。悲願の初優勝を逃し「日本一を目指していたので負けてしまったことは悔しい」と唇をかんだ。

来季からチームメートの和田由紀子とともに、イタリア1部セリエAへの移籍が決まっている。シーズン前に中谷宏大監督と交わした「日本一のエースになって海外へ」という約束は果たせなかったが、「NECだったからメンタル面や人間性ですごく変われた」と成長も実感。「この2日間、改めてこのメンバーとバレーボールができてほんとに良かったなってすごく感じた。もっともっと長くやりたかったなという気持ち」と声を詰まらせていた。