卓球女子で団体戦要員となるパリ五輪代表3枠目を目指す張本美和(15=木下グループ)が4日、運命の発表を待ちわびた。
日本卓球協会は、5日に五輪代表候補予定選手を発表。この日、Tリーグ神奈川の一員として九州戦(カルッツ川崎)の3-1の勝利に貢献した中学3年生は「結構ドキドキ。待つしかないです」と素直な心境を明かした。
約2年に及んだ選考レースは4番手。上位2人のシングルス代表切符は逃したが、ポイント3番手の伊藤美誠(スターツ)とともに強化本部が決める3枠目の候補に挙がる。昨秋の第6回選考会では早田ひな(日本生命)を下して優勝し、先月の全日本選手権でも準優勝とアピール。5日は登校するが、中学校に携帯電話は持ち込めず「学校では授業に集中したい。帰ってきて、すぐに知りたいです」と初々しくほほえんだ。
五輪代表への当落にかかわらず、16日からは8強入りで五輪団体戦出場権獲得となる世界選手権団体戦(韓国・釜山)に臨む。前日3日に日本生命に敗れた後は「凡ミスが許せない」と厳しく指摘した中沢鋭監督も、一夜明けてダブルスとシングルスで2勝した張本の奮闘を「気持ちを入れて頑張った」と評価。スッキリとした心境で学校に通い、吉報を待つ。【松本航】
◆男子のパリ五輪代表 選考レース1番手の張本智和(智和企画)、2番手の戸上隼輔(明大)がシングルス代表切符を獲得。団体戦要員は選考ポイント3番手の篠塚大登(愛知工大)や、世界ランク33位と上位で16歳の松島輝空(木下グループ)らの争いとりそうだ。


