バレーボールのネーションズリーグ(VNL)女子予選ラウンド第2週は31日、中国・マカオで第7戦が行われ、女子日本代表がパリ五輪出場権を争うアジア最大のライバル中国(同6位)との直接対決を3-1で制した。途中出場の井上愛里沙(29)が、チーム2位の18得点。石川真佑の台頭でこれまで出場機会が限られていたベテランスパイカーが、完全アウェーの中でチームに流れを引き寄せた。VNL通算成績を5勝2敗とし、世界ランキングは7位に浮上。残り5枚となったパリ切符獲得へ、大きく前進した。


VNLがパリ五輪切符ラストチャンス 7枠決定し残り「5」 日本女子の獲得条件は?

【バレー】女子日本代表がVNL出場メンバーを発表 石川真佑、宮部藍梨、福留慧美ら選出/一覧


スコア


日 本25-22
19-25
25-18
25-17
中国


試合経過 第4セット

◆第4S 身長198センチでリオ五輪MVPのシュ・テイが登場し、会場がアウェームード一色となる中、古賀を軸に粘り強い攻撃を展開。6-4からはセッター岩崎の素早いトスに山田二千華が合わせ、相手の反撃の芽を摘んだ。9-8と1点差に詰め寄られた場面では、井上が相手の空いたスペースへ押し込んだ。日本は流れを呼び戻し、ここから7連続得点でリードを拡大。19-11からは古賀の2連続得点で突き放した。終盤も集中力を切らさず、このセットを25-17で奪った。日本は第2セットこそ落としたが、1試合を通じて攻守に隙のないプレーを見せ、3-1でリオ五輪王者の中国を下した。

井上愛里沙(2023年9月撮影)
井上愛里沙(2023年9月撮影)

試合経過 第3セット

◆第3S 1-0から3連続失点も、井上を軸とした速い展開の攻撃や荒木のブロックなどで反撃開始。サーブで相手を崩し、7連続得点で逆転した。中盤からは一進一退の攻防が続いたが、古賀や林が広角にスパイクを決め、流れを渡さなかった。身長178センチの井上の高さを生かした攻撃もさえ、じりじりと相手を引き離した。最後も浮き球を井上が押し込み、25-18でセットカウントを奪った。


試合経過 第2セット

◆第2S 序盤は一進一退の攻防が続いたが、中盤にサービスエースなど3連続失点を喫し、8-11と点差を離された。スパイクレシーブで対応され始め、左腕エースのリ・エイエイを軸とした多彩な攻撃で主導権を主導権を握られた。途中出場のアウトサイドヒッター井上愛里沙がバックアタックを決めるなど気をはいたが、終盤には最大7点のビハインド。17-24からは林の2連続得点で迫ったが、19-25でセットカウントを落とした。


試合経過 第1セット

◆第1S セッター岩崎こよみ、対角にアウトサイドヒッター林琴奈、古賀紗理那、石川真佑、ミドルブロッカー山田二千華、荒木彩花、リベロ福留慧美がスタメン出場。完全アウェーの中、いきなり山田が2連続サービスエースを決める最高の立ち上がりを見せ、5-2と先行した。中盤にも荒木のクイックなど3連続得点で14-10と点差を広げた。その後も荒木のブロックやエースでポイントを重ね、20-16と先に20点台に突入。24-19から3連失点で2点差まで詰め寄られたが、最後は林がスパイクを決め、25-22でセットカウントを先取した。


バレー女子日本代表VNL中国大会メンバー

【イラスト】バレー女子日本代表VNL中国大会メンバー
【イラスト】バレー女子日本代表VNL中国大会メンバー

バレー女子日本代表主な日程

【イラスト】バレー女子日本代表主な日程&結果
【イラスト】バレー女子日本代表主な日程&結果

バレー女子世界ランキング

【イラスト】バレー女子世界ランキング(R)
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