部員に大麻物質の所持、使用疑惑が浮上した関西学院大アメリカンフットボール部ファイターズが30日、大阪市内で会見した。日本協会から、U20(20歳以下)日本代表の部員1人が大麻物質の所持・使用による無期限活動停止、他4人の規律違反が発表されたことについて「大麻所持・使用の事実認定によるものではありません」と否定した。チームの活動も継続するという。

部としても、当該選手に対して「無期限活動停止」の処分を行ったが「理由は前日本協会の毛髪検査を受けなかったため」と主張した。尿検査を陰性で「使用の事実を認定するに足る有力な証拠を把握しておりません。この点は、現時点において日本協会の発表内容とは見解の相違があります」としている。

<関学大が発表した、選手Aが毛髪検査を受検しなかった理由>

毛髪検査を承諾しなかった選手Aに対しては、部として繰り返し受検を強く要請しました。本人は承諾しない理由として以下を挙げています。

・U20日本代表の選手やその保護者から、本人たち5人がほぼ大麻を吸っていると決めつけるような言動があったこと

・U20世界選手権のカナダ遠征中、他の選手から、本人の部屋に大麻があるという証拠もないうわさを立てられ、無断で部屋の中に入って来られ、自分の荷物の中身を無断で調べられたこと

・日本協会による、関西学院大学の代表選手以外の部員に対するヒアリングで、全く関係のない彼らに対して威圧的な態度で面接が行われたこと

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関学大に浮上した大麻問題を巡っては、日本アメリカンフットボール協会がこの日正午、U20(20歳以下)日本代表で関学大に所属する5選手に重大な規律違反があったとして、協会の倫理懲罰規程に照らした処分をこの日付で当該選手に科したと発表していた。

<選手に対する処分の内容と対象人数>

▼日本代表に選抜される資格の停止 無期限1人、2年間1人、1年間3人

▼当該選手の日本協会管轄下(※)における活動の停止(無期限)を所属大学に勧告 1人

▼当該選手の対外試合出場停止(6カ月)を所属大学に勧告 1人

▼厳重注意 4人

※日本協会傘下の団体、またその団体に加盟するチームを指す