2季ぶりの優勝を目指すクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(東京ベイ、リーグ3位)が、準決勝に駒を進めた。

東京サントリーサンゴリアス(東京SG、同6位)に競り勝った。準決勝は25日、シードされている埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉、同2位)と東京・秩父宮ラグビー場で戦う。フラン・ルディケ・ヘッドコーチ(57)は「典型的なノックアウトラグビー。勝つ必要がある試合で勝てたことは選手に感謝したいですし、完璧ではないけれど、勝てて良かったです」と振り返った。

一発勝負の緊張感ある場で、東京ベイが地力の高さを示した。前半7分、元オーストラリア代表SOバーナード・フォーリー(35)のPGで先制。スクラムで優位に立ち、攻め込む時間帯が続いたが、最後は東京SGの堅守に阻まれた。前半を3-0で折り返した。

後半は一進一退の攻防が続いた。

5分に相手の南アフリカ代表WTBチェスリン・コルビ(31)に逆転トライを許したが、8分にWTB根塚洸雅(26)が再逆転のトライ。同13分には相手の元ニュージーランド代表フランカー、サム・ケイン(33)にトライを許し、追いかける展開となりながら、同24分に途中出場のルアン・ボタ(33)が逆転トライを挙げた。同32分には途中出場のCTB広瀬雄也(24)のPGで8点差。1トライ1ゴールでも追い付かない得点差で主導権を握り、5点差に迫られながらも逃げ切った。

会場には準決勝で対戦する埼玉のロビー・ディーンズ監督(65)の姿もあった。東京ベイは今季、埼玉に1敗1分け。2季前の決勝カードの再現で、準決勝突破を目指す。【松本航】