米プロバスケットボールNBAは12日、各地でレギュラーシーズン最終戦が行われ、ブルズとツーウエー契約を結ぶ河村勇輝はダラスでのマーベリックス戦に途中出場し、14分48秒のプレーで自己最多となる14得点、1アシスト。NBA2季目の河村は今季の戦いを終えた。チームは128-149で敗れ、31勝51敗だった。

苦難を味わった2季目を、自己最多の14得点で締めくくった。ブルズの河村は足首などに血栓が見つかって出遅れたが、最高峰で約2カ月半を戦い抜き「本当に早かった。プレーできるありがたみを毎日毎日かみしめながら、今日を迎えられた」と大きく息をついた。

最初に出た第2クオーターは躍動感を欠いたが、再びコートに入った第4クオーターに修正した。3本の3点シュートなどで全14点を挙げ「第4クオーターのようなアグレッシブさを続けていけば、必ず本契約は見えてくる」とうなずいた。

開幕前に契約解除の失意を味わったが、復帰後は成長の跡を示した。肉体強化で力強さが増し、昨季より少ない18試合出場でも、アシスト数は19本から47本へ増加。勝負どころでの起用もあり「NBAの一員と感じられる試合が多かった。確実にステップアップしている」と自信を深めた。

来季は本契約獲得へ掲げた3年計画の最終年。今夏は若手登竜門のサマーリーグでのアピールに加え、日本代表の活動にも意欲を示す。「契約を勝ち取るために自分を証明しないといけない。この夏、しっかり鍛えたい」と目をぎらつかせた。(共同)