フィギュアスケートのペア「りくりゅう」こと三浦璃来(24)木原龍一(33)組(木下グループ)が17日、今季限りで現役引退することを電撃発表した。同日午後、都内の赤坂御苑で園遊会に出席。引退発表後では初の公の場となり、木原は淡いグレーのはかま、三浦は薄いピンク色の振り袖に金色の帯姿で参加した。

秋篠宮家次女で全身赤色の衣装で参加した佳子さまとも対面。

日本ペア初の金メダルだった2月のミラノ・コルティナオリンピック(五輪)を振り返り、三浦は「五輪で優勝できて、7年間頑張ってきて本当によかった」と語り、木原「五輪で金をとれて素晴らしい経験になった。皆さんに心から感謝したい」とかみしめた。

佳子さまからは「『ハレルヤ』のプログラムがとってもすてきだなと思っていました」と打ち明けられる場面もあった。2020-22年に2季にわたってショートプログラム(SP)で使用し、7位入賞した22年北京五輪でも舞った演目。三浦は「『ハレルヤ』は世界を目指せると思ったシーズンのプログラム。私たちの中でも印象が強い」と喜んだ。

佳子さまからは「ぜひ聞きたいことがあって。良い演技をするために気を付けていることは何ですか?」と質問も受けた。三浦は「危険な競技なので、思っていることをしっかりぶつけること。小さな言い合いが生まれたりするが、きちんと解決策を見いだす。ケンカをしてもその日のうちに仲直りをすることをやっています」と秘訣(ひけつ)を語り、木原も「良いコミュニケーションを心がけています」とうなずいた。

2人は同日午前、そろってXを更新。「この度、三浦璃来・木原龍一は今シーズンをもちまして現役を引退することを決断しました」と表明していた。

◆園遊会 天皇、皇后両陛下主催で毎年、春と秋の2回、赤坂御苑で開かれるガーデンパーティー。両陛下が衆・参両院の議長・副議長・議員、内閣総理大臣・国務大臣、最高裁判所長官・判事、その他の認証官など立法・行政・司法各機関の要人、都道府県の知事・議会議長、市町村の長・議会議長、各界(産業・文化・芸術・社会事業などの分野)功績者とそれぞれの配偶者を招待。両陛下や成年皇族が約1時間以上にわたり御苑内を歩き、招待者と言葉を交わす。明治期に始まった「観菊会」や「観桜会」の流れをくみ、園遊会という名称は、戦争で中断した後の1953年(昭28)から。

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