今季からF3に参戦している山越陽悠(ひゆう、19=VAR)が2位に入り初の表彰台に上がった。3番手スタートから飛び出すとポールシッターのナエルに並びかけたが2位をキープして周回を重ねた。最速ラップも記録し、残り2周で首位をうかがうチャンスもあったが、ナエルも譲らず2位でゴール。トップとは、わずか0秒740差だった。前日のスプリントレースでも7位で初入賞を果たしており、総合順位では23ポイントの7位で日本人トップになっている。

実はレース3日前の11日、うれしいプレゼントがあった。幻に終わった前戦モナコ・モンテカルロの優勝トロフィーが届けられたのだ。

山越はモナコのスプリントレースでトップチェッカーを受けたが、レース後の車検で技術規則違反が見つかり失格となっていた。暫定表彰式で授与されたトロフィーは繰り上げ優勝者に渡っていた。ところがダムスチームから「モナコの陽悠の失格ジャッジは僕たちも納得していない。このトロフィーは陽悠に」と渡されたのだった。結果こそ変わらないが、走りを認められた証拠だった。そして今回の2位。次の英国・シルバーストーン(7月3~5日)で記録にも残る優勝を狙う。