Bプレミア初代王者に向け、仙台89ERSが白星発進した。Bリーグの再編により新1部となった「Bプレミア」初年度の開幕戦。仙台はホームで秋田ノーザンハピネッツを迎えた「東北ダービー」で、81-55と快勝した。昨季最下位からの巻き返しを図る秋田は、黒星からのスタートとなった。
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昨季得点王のジャレット・カルバー(27)が28得点10リバウンドの活躍を見せる中、新戦力も光った。第2クオーター、今季新加入でこの日12得点のジェイク・レイマン(32)が3点シュートを沈め、移籍後初得点を挙げると割れんばかりの歓声。試合開始から1度もリードを許さず、オフェンスリバウンドも19と秋田の反撃の芽をつんだ。ダン・タシュニーヘッドコーチ(45)は「自分たちのディフェンスに誇りを感じ、オフェンスに関してはまだまだ伸びしろを感じられる試合だった」と、手応えと学びを得た開幕戦だった。
「ダンダンよくなる」。合言葉通り、新体制で臨んだ昨季は、前シーズンから24勝増加しB1リーグの歴史を更新する飛躍ぶり。今季はタシュニーHCが三河でアシスタントコーチを務めていた時代を共にしたレイマン、シェーファー・アヴィ幸樹(28)が新加入。通算9季目の在籍となる片岡大晴(40)が復帰。「自分たちのフィロソフィーを知らないわけではないので、順応性が早い」と話す。
Bプレミアでは、登録3選手にアジア枠や帰化枠の選手を加え、外国人選手が最大4人同時にコートに立てる「オンザコートフリー」制度を導入。この日もスタメンに、アジア枠のセルジオ・エルダーウィッチ(30)を含め4人の外国人選手が名を連ねた。指揮官は「リーグの中でもベストといっても過言ではない」と布陣に自信を示した。レイマンも「4人で同時に立つことも、彼らと一緒にプレーすることも新しい挑戦。1試合ごとに学びを得てベストな連係になっていける」と前を見据えている。
東北カップに続き、秋田に勝利をあげた。タシュニーHCは「自分たちが掲げているゴールは非常に大きい。それに向け成長していかなければならない」。初代王者を目指す新章が幕を開けた。【高橋香奈】


