日本と同組で9大会連続9度目出場のサモア(世界ランク11位)が、初陣で躍動した。前半は元オーストラリア代表SOリアリーファノの4連続PGなどで着実に加点する。

見せ場は後半開始すぐに訪れた。敵陣でSHタウマテイネが右へ左へと展開。22メートルライン付近から素早いパスワークで左へ展開すると、BKのサインプレーでゴール前へ迫った。

左隅、ゴールまであと1メートルの地点でロックのマクファーランドがつかまる。

すると金髪で後ろ髪を伸ばし、まるで漫画「ドラゴンボール」の「超サイヤ人」のようなタウマテイネが猛スピードで走り込んできた。

相手選手2人を飛び越えるように、ジャンプし左手でボールを受け取る。

そのままインゴールへダイブ。宙を舞うようなトライに大喜びし、客席にボールを投げ込んだ。

これで勢いに乗ったサモアはモールを押し込んで連続トライ。計5トライでボーナス点を含む勝ち点5を獲得した。

サモアは28日(日本時間29日午前4時)に日本と対戦。空飛ぶSHタウマテイネと、キックだけで16点を挙げたリアリーファノのハーフ団は、決勝トーナメント進出をかける日本にとって脅威の存在になりそうだ。