フィジー(世界ランク9位)が、過去2度の優勝を誇るオーストラリア(同7位)を破る殊勲星を挙げた。
先制したのオーストラリア。前半3分、FBドナルドソンがゴール正面からのPGを決めて3-0とした。
フィジーもキックで対抗した。同12分、同21分とSHクルボリが40メートル超のPGを連続で成功。6-3と逆転した。
今年1月に元日本代表監督のエディー・ジョーンズHCが就任したオーストラリアは、抜け目のなくトライを奪った。自陣でターンオーバーしてロングキック。敵陣で得たラインアウトをクイックスローで再開。敵の陣形が整わないすきをついて、WTBナワンガニタワセがゴール右にトライ。キック失敗も、8-6と逆転に成功した。
しかしフィジーは再びクルボリが右足を振るった。立て続けにPGを決めて9-8、12-8とリードした。クルボリは前半でPG4本すべてを成功させた。
前半はフィジーが4点リードして折り返した。
後半が始まると、フィジーが敵陣でプレーする時間が増えた。
後半3分にハイパントがそのまま地面にワンバウンドしたボールを、CTBトゥイソバがキャッチ。ぽっかりとあいた前方のスペースを駆け抜けて、ゴール左隅にトライ。クルボリが難しいキックを成功させて、19-8とリードを広げた。
ゴール前では粘り強い守備で、オーストラリアの反則を誘って、トライを与えなかった。
同26分、フィジーはゴール正面から途中出場のSHロマニがPGに成功。22-8として、この日最大となる14点リードを奪った。
オーストラリアは、ここから必死の反撃に出た。
同28分、ラインアウトからのモールでゴールに迫って、最後は途中出場のWTBブニバルがゴール右に反撃のトライ。キックも決まって、15-22とした。
7点差を追うオーストラリアは80分を過ぎて、自陣22メートルラインでのマイボールスクラムとなった。
ラストチャンスとなるスクラム。しかしフィジーの強いプレッシャーを受けてスクラムを崩されて反則を犯した。これで万事休すとなった。
フィジーは、22-15で逃げ切りに成功。初戦でウェールズに26-32と惜敗したが、オーストラリアを破って、星を五分に戻した。
オーストラリアはこれで1勝1敗となった。




