日本のSH福田健太(26)が、W杯初出場を飾った。メンバー入りしていたSH流が「コンディション調整」のため欠場。その影響で先発のSHに斎藤が入り、福田はサブで控えていた。そして後半35分に途中出場。少ない時間ながらも、その表情は落ち着いており、堂々と立ち振る舞った。「まずチームとして勝てたのでそこに対して、すごいホッとしています。個人としてもこのワールドカップという素晴らしい舞台で日本代表としても初めてプレーする機会をいただいて、コーチ陣をはじめ今まで支えてくださった方々に感謝の気持ちを伝えたいなと思います」とかみしめた。

緊急事態の中での試合出場。「昨日はすごく緊張していたんですけど、今日はアップの時からすごく楽しめて、臨めたんじゃないかなと思います。ただ、僕は10分ちょっとだったんですけど、あのサモアのアタックにもうちょっとチームコントロールできるところあったかなと思う。ただ、最後勝てたので、そこに対して責任は少しは果たせたかなと思います」と落ち着いていた。

追い上げられる展開の中でのプレーだったが、視野広く見えていた。「どんどん前に出てくるタックルはすごい外で見てわかっていたので、まずディフェンスのところしっかりコントロールしようと。最後ワントライ、ワンゴール決められたら逆転されるという状況だったんですけど、しっかり自分の仕事をし続けようと。あとはもうFWをコントロールしようってところでした」と、物おじすることはなかった。

節目の第1歩を踏み出し、さらなる高みを目指す。「今までこのワールドカップでプレーするっていうところを幼い時から目指してやってきたので、今日この舞台に立てて今までこのやってきた努力が1つ報われたと思います。ただ、ワールドカップまだ続くので、しっかり次の仕事に向かっていきたいなと思います」と目を輝かせていた。