大相撲の賭博問題で、幕内嘉風(大分県出身、尾車部屋)と十両春日錦(千葉県出身、春日野部屋)が日本相撲協会に野球賭博への関与を認める上申書を提出していたことが22日、協会関係者の話で明らかになった。

 嘉風は、野球賭博問題の対応で主導的な役割を果たしている協会執行部に所属する尾車親方(元大関琴風)の弟子で、元幕内の春日錦は34歳のベテラン力士。これで十両以上の力士で判明した野球賭博関与者は大関琴光喜ら11人となった。