【DeNA週間①森敬斗インタビュー】ロマンしかない牧秀悟との二遊間「2人で支えていけたら」

ウィークデー通しのベイスターズ特集。一番星にトップバッターをお願いしましょう。6月23日巨人戦でプロ初本塁打を放った、森敬斗内野手。ショートの守備にも華があり、球界を見渡しても最も楽しみな選手の1人です。プロ3年目、20歳らしい、希望に満ちた単独インタビューを書き下ろしで。(このインタビューは6月下旬に行いました)

傑作選

久保賢吾

◆森敬斗(もり・けいと)2002年(平14)1月28日生まれ、静岡市出身。桐蔭学園では1年夏から公式戦出場。3年春にセンバツ出場も、1回戦敗退。19年のU18W杯では佐々木朗希、奥川恭伸、石川昂弥らとともにメンバー入り。同年ドラフト1位でDeNA入団。20年10月27日巨人戦で1軍デビューし、初打席で初安打。今季推定年俸1350万円。177センチ、78キロ。右投げ左打ち。

身体能力が伝わる1枚。肩も出色=2022年7月7日

身体能力が伝わる1枚。肩も出色=2022年7月7日

★OP戦故障も焦りなし

―6月23日の巨人戦でプロ初本塁打をマークした

あの時は正直、つなごうとしか考えてなかったです。ノーアウトでランナー二塁だったんで、引っ張ってつなごうと思っていたので、それがたまたま芯に当たったので良かったです。

東京ドームの右中間席へプロ1号。投手戸田=2022年6月23日

東京ドームの右中間席へプロ1号。投手戸田=2022年6月23日

―2月末のオープン戦で故障し、初昇格は6月3日の楽天戦。焦りや落ち込んだりしたことは

正直、なかったです。ケガしてしまったものはしょうがないですし、今シーズンが絶望的になったわけではなかったので、しっかりとリハビリをしようと。

―ファームでのリハビリ期間中、そのように心を保てた理由は

ずっと、1軍で活躍する姿をイメージして、上がったら絶対に結果を出すんだと。キャンプの時の良かった感覚が、ゼロになってないんだということを証明して、結果を残すということは意識していました。

―三浦監督からは、大田とともに「雰囲気を変えられる選手」と期待され、1軍に昇格した

監督に言われたように、自分がチームに火を付けるじゃないですけど「勢いをつけていくために、何かできることはないかな」と思って、プレーしようと思っていたので。それを出せたのはよかったです。

気さくな性格。キャプテンの佐野は「天性のものを持っていますよ」(球団提供)

気さくな性格。キャプテンの佐野は「天性のものを持っていますよ」(球団提供)

―ファンや周囲からは、石井野手総合コーチの現役時代のような活躍を期待される

「やってやるぞ」という気持ちです。ちゃんと結果を残さないといけないですし、与えられるレギュラーじゃなくて、自分からつかみ取りにいって、そこから長く自分のものにできるようにしたいです。

★石井琢朗の系譜

――石井コーチの現役時代のプレーを、映像などで見たことは

YouTubeで見ました。足が速く、守備がうまくて、肩が強くて、打てるっていう、3拍子そろった偉大なプレーヤーだと感じました。

―その石井コーチからのアドバイスの中で、特に大事にしていることは

欲を出さないことを一番意識しています。気合が入りすぎても、空回りして、欲が出ちゃったりするので、いつも通りプレーしようと。

―2年目の牧との二遊間への期待も高まるが、どんな思い

2人でベイスターズを支えていけるような二遊間になれたらなと思っています。

―直近の目標、そして夢は

レギュラーしか考えてないです、今は。レギュラーを取って、チームを1戦1戦、勝ちに導くような結果を出すということです。