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  今、心の診察室では
 

【第67回】

周囲の期待、自意識過剰…休もう

今、心の診察室では

休日神経症

 現代は、とにかくストレスが多い。情報過多の中にあっては、時間がとにかく短かく感じられるほど、仕事が過剰になっている。このような時代であればあるほど余暇や休日の過ごし方が大事になる。これこそストレス克服に大きく関係するからである。

 「最近の若者は休日の過ごし方が上手だ。余暇の楽しみ方を知っている」などといわれている。が、若者の中にも休日の楽しみ方が分からないという人はいるが、やはり、そういった言葉を口にするのは、中堅社員に多い。となると、40代の方々である。

 R男さん(47)は広告代理店に勤めるプランナー。職場ばかりか、休日の自宅、電車の中、とにかく、どこもかしこも企画を練る場所なのである。そういった場所から生まれた広告が商品の売れ行きに結びついたヒット作は多く、社内の同僚のみならず、上司からも“ヒットメーカー”といわれ、一目おかれていた。

 ところが、最初はいいが、長い歳月のうちに、その呼び名が自意識過剰をうみ、R男さんの自由奔放な発想を邪魔するようになってきたのである。さらに周囲の期待がプレッシャーになり、心の休まる時間が全くなくなってしまった。

 休日になるほどプレッシャーは大きくなり、浮かばないアイディアがイライラを増幅し、それが家族に向けられていった。家で孤立したR男さんは、土・日も出社して職場でひたすらアイディアの浮かぶのを待つ日々を。

 この不自然な休日の過ごし方が心のバランスを崩していった。R男さんを黙って見詰めていた奥さんは、R男さんの心の病気に気付き、いやがるR男さんを説得して精神科を一緒に受診した。

 R男さんは典型的な仕事中毒による「休日神経症」と診断された。心身を壊してまでも仕事にのめり込んでいくのだ。職場や組織から離れているのが心細いという苦悩に陥り、過剰適応障害を起こしていったのである。

 R男さんの場合は、薬物療法に加え、入院して仕事から徹底的に離れることで元気を取り戻していった。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

仕事から解放されることが大事

 余暇とは自分で積極的に創り出す自由な時間。多忙な中でこの余暇をつくり出していくことが、ストレス時代に心の病気にかからない重要な予防策である。
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