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  この病気にこの名医
 

【第118回】

肺がパンクの状態

この病気にこの名医

自然気胸(上)

 風船やタイヤがパンクする経験はしばしばする。人間にも空気が充満した臓器はあるのだろうか。肺がそれに近い。それでは肺はパンクすることはないのだろうか−。

 答えは「ある」。それが「自然気胸」である。何の前触れもなく、突然、肺に穴が開いて空気が漏れて縮んでしまう。肺が縮むときに胸痛が起こる。ただし、短いと1、2分程度、長くても30分程度の一過性とあって、狭心症と間違えてしまう人もいる。また「息苦しい」「息が吸えない」などといった訴えをする人もある。

 気胸の状態が軽い場合には自然に治ってしまい、なかには発症に気付かない人もいる。「ただ、再発しやすいので適切な治療を行うのが基本です。ごくまれに左右の肺に同時に気胸が起こる場合や出血を伴う場合があります。この場合は生死にかかわります」と言うのは、世界で最も多く気胸の治療を行っている、日産厚生会玉川病院(東京・世田谷区)気胸研究センター・呼吸器外科の栗原正利部長(51)。

 気胸は自然気胸だけではない。大きく内因性気胸と外因性気胸に分けられ、交通事故や打撲など外傷によるものが外因性気胸。一方、内因性気胸は外部の力が関係しないもので「自然気胸」と呼ばれている。さらに、自然気胸は原発性自然気胸と続発性自然気胸に分けられる。原発性自然気胸は肺の病気をしたことがない人に突然発生するもので、続発性自然気胸はCOPD(慢性閉塞性肺疾患)、肺線維症などの肺疾患などに2次的に起こるものである。「自然気胸はほとんどが原発性自然気胸です。しかし最近高齢者の続発性気胸が増加しています」。

 「原発性自然気胸は男女比7対1と男性に多く、背が高くてやせ形、それも20歳前後の男性に多い。高齢者の気胸は喫煙が原因であることが多い」という。「理由ははっきりしていませんが、体質や環境や遺伝にも関係しているのではと思われます」。

 ▼COPD(Chronic Obstructive Pulmonary Disease) 慢性閉塞(へいそく)性肺疾患。かつて慢性気管支炎、肺気腫といわれていた病気。気管支や肺胞(肺の末端部分でガス交換を行う部位)に炎症が起こって、気道が徐々に閉塞し、呼吸困難へと進行していく病気。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆自然気胸の名医◆

 ▽北海道大学病院(札幌市北区)第2外科・森川利昭助教授
 ▽秋田中道総合病院(秋田市)呼吸器外科・折野公人科長
 ▽埼玉医科大学病院(埼玉県毛呂山町)呼吸器外科・金子公一教授
 ▽虎ノ門病院(東京都港区)呼吸器外科・河野匡部長
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