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  この病気にこの名医
 

【第89回】

1日1回の点眼薬で眼圧下げる

この病気にこの名医

緑内障(下)

 日本人の中途失明者の第1位は糖尿病網膜症。次いで緑内障が続く。その緑内障で約60%も占めているのが、眼圧が正常にもかかわらず徐々に視野が損なわれていく「正常眼圧緑内障」。それでも、眼圧をさげることから始まる。

 「正常眼圧緑内障でも、より眼圧をさげるべきとされており、初診時よりも30%はさげます」と、西鎌倉谷野内科眼科医院(神奈川県鎌倉市)の谷野富彦副院長(42)。そして、具体的な眼圧を示した。「高眼圧タイプの緑内障は、初期では18ミリHgに、中期では16ミリHgに、末期では14ミリHgまでさげます」。

 まずは点眼薬を使っての眼圧コントロール。99年5月にファイザーからプロスタグランジン系の「キサラタン」が登場。1日1回の点眼で強力に眼圧をさげてコントロールがうまくいくようになった。プロスタグランジン系の薬は、房水の排出口を広げる働きをする。

 「房水の排出は『経シュレム管流出路』と『ブドウ膜強膜流出路』の2本があり、前者が排出の85%を担って眼圧に依存して流出しています。後者は排出の15%を担って眼圧に関係なく流出しています。後者の流出路が広くなると正常眼圧緑内障の人にも効果的なのです」。

 この薬の登場によって80%の患者は点眼薬だけで緑内障の進行を抑えられるようになり、点眼薬でのコントロールがうまくいかなくなり、レーザー療法や手術になるのは20%と減少した。「キサラタンの登場で、それ以前と比べて手術が半分に減少しました」。

 気になる副作用は「充血」「まつ毛が伸びる」「皮膚につくと色素沈着」といった程度で、その点でも医師や患者から支持されている。「ただ、良い薬なので、逆に手術の時期を逃し、遅れて手術をするといったケースがあります」。

 この指摘をいかすために、緑内障は緑内障を得意とする医師の診療を受けるべきだろう。

 ▼房水 水晶体や角膜には血管がないので、透明な血液≠フ房水が栄養を届ける。房水は水晶体の厚さを調節している毛様体で産生され、眼圧を保つ役割も担っている。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆緑内障の名医◆

 ▽岐阜大学医学部付属病院(岐阜市)眼科・山本哲也教授
 ▽山林眼科(名古屋市千種区)山林茂樹院長
 ▽大阪厚生年金病院(大阪市福島区)眼科・桑山泰明部長
 ▽永田眼科(奈良市)黒田真一郎院長
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