男子ショートプログラム(SP)を終えた時点で、ネーサン・チェン(22=米国)が、111・71の自己ベストをマークして米国がトップに立った。

演技後半に高難度の4回転ルッツ-3回転トーループの連続ジャンプを決めるなど、すべてのジャンプを成功させる圧巻演技を見せたが、羽生結弦のSP世界歴代最高111・82にはわずかに届かなかった。

日本の宇野昌磨(24=トヨタ自動車)は4回転フリップ、4回転トーループ-3回転トーループのコンビネーションを完璧に成功させて、105・46の自己ベストで2位につけた。3位はマーク・ゴンドラチック(ROC=ロシア・オリンピック委員会)が95・81で3位につけた。4位ジョージア、5位イタリア、6位中国、7位チェコ、8位カナダ、9位ドイツ、ウクライナは欠場した。

1位から10位まで1位10点、2位9点…10位1点まで獲得ポイントが与えられ、男女シングル、ペアのSPとアイスダンスのリズムダンス(RD)の合計点の上位5チームがフリーに進む。