金メダル最有力候補の15歳、ロシア・オリンピック委員会(ROC)のカミラ・ワリエワが完成度の高い演技を披露した。

練習用リンクで35分間の調整。ショートプログラム(SP)曲をかけての通しでは冒頭で両手を上げたトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させた。そこからはフリップ-トーループの連続3回転、ルッツ-トーループの連続3回転とミスなく演技。競技会のSPで組み込める連続ジャンプは1つだが、失敗時のリカバリーを想定してか、2種類を続けて試した。

同じリンクではアレクサンドラ・トルソワ(17)、アンナ・シェルバコワ(17)も練習。精力的に4回転ジャンプを跳び、地力の高さを示した。【松本航】