ショートプログラム(SP)8位の羽生結弦(27=ANA)が、午前7時20分(日本時間午前8時20分)からの最終調整に姿を見せた。この五輪で世界初成功を目指すクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)は跳ばずに終えた。

まず3人が登場した中でリンクに一番乗り。名前がアナウンスされると関係者から拍手が起きた。

シングルアクセル(1回転半)から確認を始め、トリプルアクセル(3回転半)を2度。4回転サルコーを決めると、うなずいた。4回転-3回転の2連続トーループもキレイで、その後また3回転半を2度ジャンプし、半袖になった。

続けてトップスピードで大きく滑った後はサルコーなどの入りをチェック。開始20分で、曲かけ前に途中で切り上げた。帰り際には「お疲れさまでした」「ありがとうございます」と言って控室へ戻った。

羽生は日本時間の午後1時14分ごろ登場予定となっている。【木下淳】