北京五輪フィギュアスケート男子4位の羽生結弦(27=ANA)が14日、市内のメインメディアセンターで会見し、現役続行へ前向きな姿勢を示した。

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会見場にはテレビカメラ30台、約300人の報道陣が詰めかけた。中国でも「柚子」の愛称で高い人気を誇り、会場の外にはボランティアら数百人が集まって悲鳴が上がった。「結弦ロード」と呼ばれた花道と歓声の中、羽生は両手を上げながら入場。国内外メディアのほか、ファンなのか多くの中国人女性記者がカメラを持参し、30分間ずっと撮影している人もいた。