男子4位の羽生結弦(27=ANA)が3度目の五輪を終えた。

「春よ、来い」とフィナーレを舞い終えて取材対応。代表に決まっている3月の世界選手権(フランス・モンペリエ)について「いろいろ考えて、総合的に判断したい」と語った。

【写真特集】羽生結弦エキシビジョンで華麗な舞い披露 最後はビンドゥンドゥンと一緒に>>

現在、右足首を捻挫している。決断を先送りにしている理由については、こう説明した。

「昨日までの練習では普通は1錠のもの(痛み止め)を4錠ぐらい飲んでいます。ギリギリの状態。右足を使わないジャンプであればランディング(着氷)は何とか耐えられるかなと。あとは楽しさとアドレナリンでやっていました。今日は1個しか飲んでいなかったんですけど、むちゃくちゃ痛かった。アクセルしかできなかったけれど、ちょっとまた今日で6錠ぐらい飲んじゃっている。そういう状況なので、足首はちゃんと休ませてあげようかなと思っています」

【写真特集】エキシビション宇野昌磨、鍵山優真、羽生結弦、坂本花織、樋口新葉ら華麗な舞い

「普通だったら足首だけで済むかもしれない。ここまで楽しませてもらって足首をかばっている。だからちょっと、ちゃんと休ませてあげて…。それから、どこまで戻るか分からないですけれど、僕の今後も含めて、まだ自分の中でもけじめがついていないところがあるので、いろいろ考えながら、総合的に判断して世界選手権を決めたいと思います」

【木下淳】

【北京五輪】羽生結弦と言葉>>