北京オリンピック(五輪)スノーボード・ハーフパイプ日本代表が25日、オンラインで会見に臨み、兄の歩夢とともにスノーボード・ハーフパイプで北京五輪出場を決めた平野海祝(かいしゅう、19=日大)は、「ずっと夢だった舞台。まだあまり実感がない」とにこやかに話した。

五輪までにどんな技を習得すべきか、兄とは頻繁に話し合いながらここまでやってきた。エアの高さが持ち味で、「迫力がある滑りをみんなに見せたい」と意気込む。兄からは、「こうして兄弟で五輪に出られるのは貴重なこと。自分らしい滑りを全力でしてほしい」と助言を送られた。

◆きょうだい出場メモ 平野歩夢&海祝以外にも、北京五輪に同時出場するきょうだいは複数いる。同じスノーボードハーフパイプ女子では、冨田せな&るき姉妹が出場を決めた。実績や調子を見れば、2人そろって表彰台に立つ可能性もありそうだ。スピードスケート女子では高木菜那&美帆の金メダル姉妹が今大会も出場。カーリング女子でも吉田知那美&吉田夕梨花姉妹がチームメートとして、平昌五輪に続くメダル獲得を目指す。