【リビーニョ(イタリア)13日=飯岡大暉】ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)でフリースタイルスキー男子モーグル銅メダルの堀島行真(28=トヨタ自動車)が13日、会場のリビーニョ・エアリアル・モーグルパークで公式練習に臨んだ。メダル獲得から一夜明けて取材に応じ、物議をかもしたジャッジに言及した。

前日のモーグル決勝2回目では、エアで大技コークスクリュー1440(軸をずらした4回転)に挑んで83・44点。回転数の少なかったクーパー・ウッズ(オーストラリア)が83・71点で金メダル、W杯通算100勝のミカエル・キングズベリー(カナダ)が同点で銀メダルだった。

わずか0・27点差の決着に「本当に僅差だった」しつつ、上位3人を比較して「僕にもし、ひいきをしてくれるのであれば、僕が勝っていたと思う。誰かにひいき目があったというのはないにしても、僕にひいきする目があるなら、僕が勝っていたと思う」。あくまで公平な目線でジャッジした結果だと強調した。「金メダルに近かった銅メダルだった」と冷静に受け止めた。

前日のエアの点数は、回転数をおさえたウッズが17・74点、キングズベリーが17・33点。4回転に挑んだ堀島が17・06点と下回った。難易度の高い技に挑戦したにもかかわらず得点が伸びず、疑問の声があがっていた。ただ、堀島はレース後、着地が右に乱れたとして「右に流れる時点で、減点要素になった」と説明していた。

15日には、今大会から採用された1対1で争うトーナメント戦のデュアルモーグルを控える。「試合が終わったらデュアルに切り替えた」と、初代王者がかかる一戦を見据えた。