1972年ミュンヘン大会以来52年ぶりの金メダルを目指す男子日本代表(世界ランキング2位)が、開幕カードでドイツ(同11位)にフルセットの末、2-3と競り負けた。
第1セット(S)を失う苦しい入りとなったが、第2、第3セットはエースの石川祐希、西田有志、高橋藍が持ち前の決定力を発揮。第4セットを大接戦の末に28-30と奪われ、第5セットもリードされる大苦戦。勢いを止められずに敗れた。
男子日本、敗因はドイツに与えた18本のブロックポイント 勝負どころで高さ破れず
| 日 本 | 2 | 17-25 25-23 25-20 28-30 12-15 | 3 | ドイツ |
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試合経過
第1セット
日本はセッター関田誠大、オポジット西田有志、アウトサイドヒッター石川祐希、高橋藍、ミドルブロッカー山内晶大、小野寺太志、リベロ山本智大が先発で出場。序盤は相手エースのサーブに苦しめられ、8連続失点で2-9と先攻を許した。この時点で2度のタイムアウトを使い切った。中盤、西田の1枚ブロックやスパイクなどで10-14と詰め寄ったものの、その後はサービスエースを決められるなど3連続失点で再びリードを広げられる。宮浦や小野寺にブロックが飛び出したものの、点差を縮められず。セットポイントでバックアタックを決められ、17-25とセットカウントを先取された。
第2セット
立ち上がりから西田のブロックや石川のバックアタックなどで4-2と先手を取ったが、8-7から3連続失点で逆転を許した。それでも高橋藍のブロックや西田のサービスエース、石川のスパイクなど4連続得点で13-12とすると、その後は一進一退の攻防が続いた。17-17の場面で山内がブロックを決めて勢いづけたが、相手のブロックアウトで先に20点台に乗せられた。しかし、22-22の場面で石川がバックアタックを決めて前に出る。山本の好レシーブでつないだ球を高橋藍が決めてセットポイントを握ると、最後は石川が決めきり、25-23で取り返した。
第3セット
前セット奪取の勢いそのままに、序盤から西田や石川、高橋藍らのアタックなどで9-4と先行する。その後は4連続失点などありながらも、西田や石川が要所でスパイクを決めて流れを傾かせない。18-16から高橋藍のブロックアウト、西田のスパイクで20点台に突入すると、小野寺がブロックに成功。さらに小野寺がエースを決めてセットポイントをつかむと、最後は石川がレフトから決めて25-20で連取した。
第4セット
初戦勝利に王手を懸けたこのセットも、ここまでと同様のメンバーを起用。小野寺のクイックや西田のこの日3本目のサービスエースなどで先行すると、小野寺のエースで7-5とした。その後はお互いに引かず、拮抗(きっこう)した状態が続いた。15-14から3連続失点を喫するなど一時は3点差まで広げられたが、石川のエースなどで追い上げると、20-21の場面でも石川がスパイクを決めて同点。ジュースの接戦となったが、4度の相手のセットポイントをしのぐと、途中出場の宮浦健人がサービスエースを決めて前に出た。しかし、28-28から石川がブロックにかかり5度目のセットポイントを握られると、石川のスパイクがアウトとなり28-30。試合は最終第5セットにもつれ込んだ。
第5セット
オポジットの宮浦がスタメンで出場。サービスエースで先制を許すと、石川もブロックに止められるなど序盤から追いかける展開となった。その後も宮浦、高橋藍と連続でブロックにかかり、3-7と点差を広げられる。それでも、小野寺のクイックや石川のスパイク、西田のバックアタックと多彩な攻撃を見せ、3連続得点で7-8と追い上げる。小野寺のエースや石川のスパイクででついていったが、オーバーネットでマッチポイントを献上すると、最後は相手に軟打を決められ12-15で接戦を落とした。



















